ルボックスの小児への処方
ルボックスは日本において小児の強迫性障害に対して使用可能な初めてのSSRIとなります。
小児への投与:・強迫性障害
通常、8歳以上の小児には、フルボキサミンマレイン酸塩として、1日1回25mgの就寝前経口投与から開始する。その後1週間以上の間隔をあけて1日50mgを1日2回朝及び就寝前に経口投与する。年齢・症状に応じて1日150mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として25mgずつ行うこと。
添付文書上では上記の記載があり、現在も小児の強迫性障害に対して適応があるのはルボックスのみとなります。
強迫性障害とは強迫症状と呼ばれる症状(手を繰り返し洗う、鍵を閉めなかったなどと心配し頻繁に確認する等)に特徴付けられる精神疾患です。
テルネリンやロゼレム等、併用禁忌薬も多いので注意が必要です。